雑用から逃げない

トップを目指すにしても、最初は雑用から始まる。

正確には雑用係ではないかもしれないが、どんなに才能にあふれた人でも、最初からやりがいのある面白い仕事をしていたという例はほとんどありません。

下積みの仕事は実社会への入り口になっていて、キャリアに重要な役割を果たしています。

才能と情熱を発見するチャンスを与えてくれるのです。

実際に仕事をするという経験は、これまで知りえなかった自分を教えてくれます。

つまり、下積みは、大きなリスクを冒すことなく仕事をやってみるチャンスなのです。

どんな職種や肩書の仕事にも、独自の下積みの段階があり、そのポジションには重役アシスタントや、中間管理職、あるいはコーディネーターや実習生といった名称がついていたりします。

下積みの仕事は、才能と情熱ー自分は何が得意で、何をしていると楽しいのかーをはっきりと認識するための期間です。

この時期に才能と情熱という二つの基礎を発見しておかなければ、ずっと自分を傷つけていくことになります。

下積みの仕事はキャリアの成功に絶対に不可欠なのです。

ここで大きな落とし穴になるのが忍耐力の欠如です。

それに傲慢さが加わり悪化の一途をたどります。

成功への欲望が、学ぼうという意思より大きくなると、本当にキャリアがスタートする前に自分で足を引っ張ることになります。

優れた才能があるのに、下積みから学ぼうとしなかったために、キャリアを伸ばせなかった例は少なくありません。

⭐️ 下積み時代は、大きなリスクを冒すことなく仕事をやってみるチャンスだ。

本能に耳をすます

「大きく変えたいわけじゃないから」という言い訳。

これは非常に大きなまちがいです。

今うまくいっているからといって、そのまま突き進んでいけばいいということにはなりません。

ほどほどの成功は、ドラッグの常用と同じような危険性をはらんでいることがあります。

キャリアがゆっくりと死に向かっているあいだに、うまくなだめて活動を停止させます。

たまに成功を味わうことで、ある程度の満足感を得ると同時に、その味にだまされて本当の自分の価値より小さな成功でも満足してしまうのです。

そしてもう一つ、「他にもっと大事なことがあるから」という言い訳。

この言葉を注意深く考えましょう。 あなた自身の満足感以上に大事なこととは何だろう?

他人は「大事だ」というけれど自分にとっては別に大事ではない、そんなことに人生を費やして本当に人生の目的を果たしたことになるのだろうか。

仕事で充実感を感じているときには、あなたは夫あるいは妻としても、親としても、友人としてもいい人でいられる。

仕事に心から情熱を燃やしている人は、その情報を自分のまわりにいる人たちみんなと分け合えるのです。

あなたが選んだ職業が何であろうと、そのキャリアの中でもっとも大事なのは、自分の本能を信じるということです。

本能は立派な判断理由になるのだから、その声にじっと耳を澄ましてみましょう。

意義のある最高の人生を築けるように導いてくれるでしょう。

抵抗はいろんなかたちをとってあなたの人生に入り込んできます。

あなたにできる最善の防御策は、心の片隅からわき上がってくる言い訳にいつも目を光らせていることです。

頑固なまでに天賦の才能にこだわることによって、どんな難題でも払いのけることができます。

とりわけ、あなた自身の心が作り出しているような難題は一蹴できるでしょう。

⭐️ 心の片隅からわき上がってくる言い訳を自覚すること。

静かに考えられる時間を持つ

私たちの行動を抑えつけている「言い訳」を見てみよう。

ほとんど無意識の域に潜んでいるため、ことさら自覚しにくいものです。

心理学ではこれを「抵抗」と呼んでいます。

この抵抗は見逃してしまいやすいが、不安と同じように強い影響力があります。

成功に必要なことをなぜしないのかということに対する言い訳として、まるで正当な理由であるかのように私たちの生活に入り込んでいるものがあります。

抵抗は本当に正当な理由ではありません。うまくこじつけた言い訳にすぎないのです。

まずは「いろいろ忙しいから」という言い訳です。

今のビジネス社会では、だれもが忙しさに追われています。

忙しいこと自体は悪いことではありません。しかしときには、忙しさが拒絶というかたちで使われることがあります。

特にエグゼクティブはそうです。

手のかかる仕事、臨時の出張、頻繁な会議などでスケジュールをいっぱいにし、自分のキャリアに何が足りないかと悩む時間もない。

夜ベッドに倒れこむときには、本当に大切なことを考える時間もエネルギーも残っていない。

そして朝起きると、また同じ毎日の繰り返し。

超多忙スケジュールは、すなわち重要人物だという意味に考える風潮があります。

携帯電話が鳴り、呼び出しがかかり、大量の電子メールが送られてくるのは、その人がまわりに必要とされている証拠だと考えるのです。

こうした騒々しさがピタリとなくなると不安になるという人は少なくないでしょう。

しかし、もっとも輝かしい成功を手にしている人たちは、静かに自分と向き合う時間を意識的に作っています。

仕事へ行く車の中や、会社の自室など、場所はいろいろですが、一人静かに考える時間を持つことで、自分の仕事と人生が進んでいく方向を見つめ直すことができます。

黙想の時間を持つのはとりたてて贅沢なことではなく成功のためには欠かせないものなのです。

毎日、その日の自分の行動を見直すための時間を少しでも持つようにするべきです。

でないと、世間の荒波に押し流されて、まるで嵐にもまれる難破船のようになってしまいます。

キャリアの可能性を最大限に実現したいと望むなら、折にふれて自分の才能と情報を振り返る余裕を持つように心がけましょう。

「自分の仕事を楽しんでやっているか? もっと楽しむにはどうしたらいいか? 今日は何がうまくできたか? もっとうまくいくようにするにはどうすればいいのか?」

これは、とても大事な質問なので、正直に答えてみてほしいです。その答えが、きっとあなたのキャリアを変えます。

次に「疲れていて気力がないから」という言い訳。その人が問題を抱えているかどうかは、疲労感を訴えるというのが最初の徴候になります。

疲労感は、実際に体力を消耗したからではなく気力が足りないからだ、という意見はある程度正しいと思います。

成功した人がこなしている仕事は、その仕事に必要な才能が欠けている人にとっては消耗しきってしまうものです。

だが、成功している人は、消耗するどころか、その仕事でエネルギーを得ているのです。

しょっちゅう疲れたとこぼしている自分に気づいたら、今の仕事をきちんと見直すべきです。

その仕事がなぜ自分を消耗させるのか?

必要な資源が本当に自分に備わっているのか?

自分の情熱はどうなっているのだろう?

今の仕事があなたの才能と情熱に合っていれば、たとえ肉体的には疲れていても、精神的には一種の高揚感を感じているのがわかるでしょう。

そういう仕事はあなたを消耗させるどころか、エネルギーを与えてくれます。

⭐️ 自分の仕事を楽しんでいるか?あなたの才能に適した仕事なのか?

行動し続ける

社会的信用の厚いハイテク関連会社数社のコンサルティングをおこなってきました。

こういう会社の社員はいわゆる優秀なエリート集団で、競争志向が強く、知的能力を重視する企業文化が息づいています。

大きな目標をあげて多額の資金を投資するため、行動には大きなリスクが伴います。

概して、こうした企業には批判的なものの考え方が蔓延しています。

自分で行動を起こすよりも他人を批判するほうが安心できるので、問題解決に向けて行動を起こすようなことはせず、他人の行動を批判して安全地帯に逃げ込むのです。

ひどくなると、まったく行動しないで、フルタイムで人の批判ばかりすることを自分の職務にしているような社員が出てきます。

たしかに批判は必要だが、この手の企業風土は組織の機能を麻痺させます。その根底にあるのは不安感です。

リスクを受けて立とうという気概のある人は、実際に仕事を失いかねないようなリスクにも打って出ます。

そうしてリスクを冒して失敗をしたとなると、たとえそれが理にかなった行動であったとしても、会社全体でその社員を血祭りにあげます。その様子を見た他の社員たちはおびえて消極的になり、行動を控えるようになります。

しかしこのような企業文化の中でも、行動を起こすことでキャリアは必ず良いほうに向きます。

今後の仕事にひびくようなミスをしたとしても、つねに行動し続けることで、やがては前進できるのです。

何も行動しないのは、すでに決まっている運命をただ先延ばしにしているにすぎません。

じっと目の前に広がる不穏な景色を眺めていても、不安は大きくなるばかりで、ますます最初の一歩が踏み出せなくなります。

どのような不安でも、後退あるいは停滞という状態を引き起こします。

しかし、前に向かって行動していれば、後退も停滞も起こりえません。

行動は不安を解消してくれる特効薬なのです。

成功した人がいつも「運がいい」キャリアの持ち主に見えるのはそのためです。

彼らは、自分の才能を遂行するために熱心に行動しています。

たとえ失敗したとしても、そういう人たちは幸運です。

本来、人間にも動物的な鋭い本能が備わっています。

ヒトの遺伝子には、人間社会で生き延びていくための方法が組み込まれています。

ビジネス社会での生き残り戦争といえども、やはり同じく人間同士が互いに作用し合っている世界です。

参戦者たちが装備しているものはあなたもすでに持っています。

それを活かして伸ばしていくのはあなた次第です。

⭐️ 今後の仕事にひびくようなミスをしたとしても、動き続けること。

小さな一歩を踏み出す

今の仕事を辞めて、ずっと抱いていた夢の実現に向けて思い切って勝負に出れば、あなたの人生は充実して、お金持ちにもなれるーそんな内容の本が棚いっぱいに売られている。

しかし、現実はそう甘くはありません。

行動を起こせといっても、大胆に大きな一歩を踏み出すのは危険です。

自分がよくわかっている範囲で無理のない一歩を踏み出すべきなのです。

はじめは小さな一歩でも、やがて歩幅も大きくなっていくでしょう。まずはとにかく最初の一歩を踏み出すことです。

⭐️ 自分がよくわかっている範囲で無理のない一歩を踏み出すこと。

失敗こそチャンス

行動することの本当の素晴らしさは、その影響がまわりに波及していくことにあります。

つまり、行動はさらに新しくて良いアイデアを刺激するのです。

結果はどうであろうと、行動を起こさなかった場合には考えられなかったような新しいチャンスが飛び込んでくるものです。

⭐️ 行動は、必ず思ってもみなかったチャンスを生む。

とにかく行動する

一つ重要な点を心に留めておいてほしいです。

それは、不安が行動を阻害する、ということです。不安が及ぼす力によって、その場から動けなくなるばかりか、さらに悪いことに後退してしまうこともあります。

才能を発揮するためには行動が必要です。

情熱を追いかけるためにも、不安の呪縛から解放されるためにも、とにかく行動しなければ何も始まりません。

まちがった方向に進んでいるのではないかという不安がぬぐいきれないのなら、覚えておいてほしいです。

たとえまちがった行動であったとしても、それは役立ちます。

なぜなら、その過程で学んだ経験から、二度と同じ過ちを起こさないはずだからです。

じっと座って考えにふけっているだけでは、何の教訓も得られず、後退していくことになります。

行動すること、それが自分の才能に自信を持てるようになるための唯一の方法です。

不安が原因となって失敗するたびに、あなたの自信の目盛りは下がり、もう二度とやらないぞという自分への言い訳が一つ増えます。

しかし、敢然と不安に立ち向かい、打席に立って勝負に出れば自信の目盛りは少し上がります。

たとえ三振に終わっても、とにかく試合に出ることができたということで自信がつきます。

人はだれても不安を抱えているが、行動しない人は不安に打ち負かされてしまいます。

行動だけが幸運を手に入れるための唯一の方法なのです。

⭐️ たとえ三振に終わったとしても、打席に立てたことが自信になる。

リスクに立ち向かう

情熱は創造力の源です。情熱がなければ、素晴らしいアイデアも日の目をみることはありません。

ウォルト・ディズニー社CEOのマイケル・アイズナーが、情熱と創造力について語っています。

アスペンの研究所でおこなわれていた研修会に参加しました。

その研修会で最初に発表をおこなったのは、ハーバード医科大学で教鞭をとる夫婦の研究チームでした。

テーマは、「自分の深層心理とつながりを持つということは人にとってどういう意味があるのか」。

感情とのつながりは、人がもっともパワフルで創造的な力を発揮するために欠かせないものだ、というのが彼らの主張でした。

個人の生活でも人間関係でも、こうした深いレベルの感情を否定してしまうと、いわゆる「断絶」が生じてきて、その結果、人々は「自分はいったい何者なのか」という根本的なことを見失ってしまうのです。

最終的には、無力感、不安、自己暗示が生じ、また同時に軽薄、不誠実、直感の否定といった傾向が見られるようになるといいます。

特に衝撃を受けたのは、批判されることを恐れて他人の意見を聞かなくなる最大の原因は、自分の感情を直感的に察知して心を閉ざしてしまうからだ、という指摘でした。

創造力を充分に発揮している人と、創造力を抑えてしまっている人や表面的な創造力しか使っていない人とでは、格段の違いがある、とも説明していました。

言い方を変えれば、心の奥にある感情を探求することは、とても実践的で創造的で価値あることだということです。

芸術家がもっとも創造力あふれる最高の作品を作り出すのは、リスクを恐れず、批判や気恥ずかしさや失敗にも負けないという気持ちを持っているときなのです。

リスクに立ち向かっていくことは最大の挑戦です。

⭐️ 批判されることを恐れていては、創造力は発揮できない。

“ワクワク”を基準にする

どんな仕事でも素晴らしい結果というものは、その人のすべてを注ぎ込んで、初めて手に入るものです。

本当に優先すべきなのは、ワクワクする気持ちに従うということだけです。

複数の仕事が重なって、時間の都合上どちらを優先するかということになっても、どれも本気で取り組んでない仕事だとしたら幸福感も充実感もないことは間違いありません。

かといって、全身全霊をかけて一人で情熱を追い求めていては身体がもちません。

そんなときは、まわりの人たちと分け合うのが現実的で良い方法です。

しかし、一方が (あるいは双方ともに) 満足した生活を手に入れられずに関係が悪化する場合も少なくありません。

配偶者でも子どもでも友人でも、あなたが自分の生活に満足していれば、相手との関係はずっと良くなるでしょう。

その満足感を得るためにも、情熱を追い求めることです。

それでこそ本当にバランスのとれた状態になります。

⭐️ 優先すべきことは、あなたが全身全霊をかけてワクワクする気持ちに従うこと。

プロセスを重視する

目標を設定して、それを維持することがいかに重要か教えられることが多いかもしれませんが、目標維持を優先して、目標までのプロセスを二の次にするのは間違っています。

情熱は仕事の最中に感じるものであって、達成後に感じるものではありません。

ある有能な編集者の言葉があります。「志はあっても成功をつかめない作家の多くは、本を書きたいと思ってはいるものの、書くという作業そのものが嫌いなのだ」。

なかなか鋭い指摘です。

ひたすらゴールだけを見すえて、キャリアの行程を最終的な成功のための単なる手段としてしか考えないようでは、最終ゴールに到達するまでスタミナがもたないでしょう。

日々の仕事をこなし、失敗や困難にくじけずに進む原動力になってくれるのが情熱、ワクワクする気持ちです。

情熱は、目標達成までの道を邁進するように導いてくれます。

ビジネスで成功したいのなら、華やかな表舞台の仕事だけではなく、会議、出張、問題解決を図り、プレッシャーを受けながら厳しい決断をするなど、日々の業務に愛情を感じられるようでなければなりません。

その仕事内容に情熱を持てないのなら、他の仕事を探したほうがよいでしょう。

人は決して最終ゴールにたどりつくことはなく、それは企業も同様です。

例えば、ファストフードのチェーン店を経営していて、目標は今年中に新店舗を200軒オープンさせることだとしよう。

この目標は達成できるかもしれないが、200軒目をオープンする前に早くも次の課題が次々に頭に浮かんできているはずです。

新店舗の利益は上がるだろうか、新任のマネージャーはきちんと仕事ができるだろうかー目標を達成してものんびり味わっている時間がありません。

結局のところ、仕事というのは、明確なゴールラインを目標に走る短距離走というよりさ、距離表示を一つずつ通過しながら走り続けるマラソンのようなものです。

ゴールそのものが最終目標にはならないし、ゴールが情熱の代わりをしてくれることもありません。

⭐️ 日々の仕事にワクワクしないのなら、他の仕事を探したほうがよい。

感情に流される

前進する前に、まずはこれまでの道のりを振り返り、最初にコースを外れた原因を探るべきです。

どこで進路をまちがえたかを知るための時間をもたなければ、過去と同じ過ちを繰り返しかねません。

このとき葛藤を感じる人の場合、その原因と発端は子ども時代に教えられたことにまでさかのぼります。

両親や教師が、彼らもまた両親から教わったまちがった人生訓をあなたに伝えたのです。

こうした教えとは、一見、良識的な真実であるようだが、実は情熱をあきらめろと説き伏せようとする危険な嘘です。

この嘘は気づかないうちにあなたの意識に入り込んでいます。

「感情に流されてはいけない」という嘘もその一つです。

感情のままに行動してしまったらきっととんでもないことになるーそんな思い込みは根強く、これが原因で、人は人生が与えてくれるはずのものをたくさん失っています。

しかし、歴史に名を残している人たちを考えてみるといいです。彼らは果たして「感情に流されなかった」人たちだろうか。

  • ジョージ・ワシントン (米国初代大統領) は感情のままに行動した。
  • ライト兄弟 (飛行機発明家) は感情のままに行動した。
  • エリノア・ルーズベルト (大統領・社会運動家) は感情のままに行動した。
  • マーチン・ルーサー・キング (公民権運動指導者) は感情のままに行動した。

例をあげたらきりがありません。「感情に流されて」行動しなければ自分の力を存分に活かすことなどできないのです。

「感情に流される」という表現は、本当のところ適切ではないかもしれません。

自分の感情を信じて身をまかせるといっても、自分をコントロールできないほどひどい状態を意味するわけではありません。

自分の中にあふれるパワーの源を見つけ、そのパワーに元気づけてもらう、という意味です。たとえ「感情に流されて」いるときでも、自分の行動はしっかりとコントロールできます。

また「怠け心には悪魔が忍び込む」という嘘もあります。

今の社会では、何もせずに黙ってじっとしていることなどめったにありません。

事実、我々の近代文明は、静かな孤独を軽蔑しているかのように思えます。

活力を取り戻し、自分を見つめ直すための時間は、心と身体に必要なものです。

そういう時間がないと、次第に消耗し、やがては本当の自分を見失い、人生で何をしたいのかを忘れ、忙しく動き回るだけの生活を選ぶようになります。

意義ある目的を失ったまま行動し、人生の大海原であてもなく漂うことになってしまうのです。

外界の雑音を完全に閉め出す時間を持つと、自分自身の内なる声がよく聞こえるようになります。

静かに黙想する時間の中で、人生の深遠や意義を取り戻せるのです。

そして浮かび上がってくるのが、人生の目的と情熱ーこの二つは、素晴らしい人生を手にするために必要不可欠な要素です。

まちがった思い込みが足かせとなってしまうと、ワクワクすることにあふれる人生を実現できず、果たすべき使命もまっとうできなくなります。

たとえばこんな言葉に押しとどめられます。

「我慢しなさい」 「まわりに合わせて、波風を立てないように」 「感情に流されないように気をつけて」 「人の期待を裏切らないような生き方をしなさい」

このような思い込みが妨げとなり、自分の情熱を見つけてその情熱のままに従うことができなくなっています。

ずっと夢に見てきた人生を実現できずにいます。

キャリアの成功のために、古い殻を脱ぎ捨てるように、こうした根強い思い込みは捨て去ってしまいましょう。

⭐️ まちがった思い込みのせいで夢に見てきた人生をあきらめない。