現実を正しく見つめる

エグゼクティヴの報酬も時間給で決められていると一般的に信じられているが、とんでもない誤解です。

本当に経営の良好な会社は、エグゼクティヴの才能に対して報酬を払っているのであって、勤務時間など関係ないです。

普通の人がだらだらと1日12時間仕事するよりも、自分の才能をフルに活かしている人が6時間働くほうがよっぽど価値があります。

自分が潜在的に持っている最大の力が何か知りたければ、次のようにしてみましょう。

まず自分が得意なこと、やっていて飽きないことは何かを考える。最大限に力を発揮できるような状況に自分を置いてみる。

自分の欠点を知り、その欠点に伴うリスクを減らすために必要な手段を講じます。

そして、もっとも得意なことに対して貴重な時間とエネルギーを注ぐようにするーこれが一番大事なことです。

自分の才能だけに集中している人は、そうでない人に比べて精神的に満足感が高いです。

たとえ大変な労力が必要でストレスがたまる仕事に追われて、肉体的に疲れ切っていたとしても、 彼らは働くことで元気を回復できます。

身体は疲れていても才能を発揮できたことに満足して仕事を終える彼らにとって、仕事は人生の目的であり、生きる意義なのです。

会社生活には、個人的な才能をあきらめさせるような誘惑がたくさんあります。

今より上のポジションは自分にとってあまり意義ある仕事ではないかもしれないが、給料はよくなるし、社内的にも優位な立場で肩書きもアップする。

そんなことを考えて次のポジションに移る。すると二、三年のうちに、自分の仕事に対してほとんど何の意義も見出せず、才能を十分に発揮することもできない状況に陥っているのに気づくことが多いです。

何があなたを抑えつけているのでしょう?才能を信頼して最大限に活かせなくしているのは何なのだろうか?

答えは、不安感です。

不安の声に惑わされて、日々降りかかる難題に立ち向かう力など自分にはない、と思い込む。十分な才能など備わっていない、とあきらめてしまう。

こうして不安によって、生まれたときから約束されていた成功が奪い取られていきます。

キャリアを築いていく中で挑戦していかなければならないのは、この不安に打ち勝つこと、現実を正しく見つめること、そして自分の才能を伸ばして、その天賦の才能を活かす場所を見つけることです。

ひたすら自分の才能を信じることで、不安を克服し、成功を手に入れることができるのです。

⭐️ あなたが輝ける環境を探すには、まずやっていて飽きないことを考える