お金を有効に使える
目次
お金のすばらしさを家族内で共有する
家族の経済を支えるのは男の仕事、というのはかなり古い考え方。
ただ、何も夫婦共働きをするという意味ではありません。お金に対する意識を家族中で高めるのが大切ということです。
家族でお金の話をするのはタブーのようなところがありますが、それはけっしてよいことではありません。
まず子どもも含めて、お金というものは夢をかなえるすばらしい手段だという認識を持つべきです。
しかし、ただ節約を呼びかけるのもよくありません。その節約で貯まったお金をいかに家族にとって有効に使おうかという話こそが大切なのです。
さらに、家族で投資を勉強するということは、お金を増やして夢を手に入れることであり、家族にとって何が幸福なのかを考えることでもあります。
こうした環境で育った子どもが社会に出たとき、お金を儲けることにいささかのためらいも持たないでしょう。
それはお金というものは、自分のすばらしい未来を勝ち取るツールだということをよく知っているからです。
いつかその子どもがあなたを幸福にしてくれるかもしれません。

青春ドラマのように友人と熱く語る
成功を無意識に確信できる
自分の夢を素直に聞いてくれる友人こそが宝
成功者のほとんどには、過去に夢を語り合う友人がいました。
どんなに不遇な時代であっても、将来の夢を語り続け、それを真剣に聞いてくれる友人がいました。
それでも二人はけっしてただ慰めあっていたわけではありません。 将来の成功を真っ直ぐに見据えていたのです。
夢を語れば語るほど、そのイメージは具体的になっていき、目標に向かう闘争心はますます燃え上がります。
特に信頼する友人がうなずきながら聞いてくれていると、喜びも増し、まるでもう半分実現してしまったような錯覚さえ起きます。
これが成功を無意識に確信させてしまう、最良のイメージトレーニングになっていたというわけです。
この正反対が、友だち同士で、不平不満、愚痴、悪口やねたみを語り合うことです。
もしそういうことをあなたがしているとしたら、今すぐにやめてください。
それは夢の実現を最も遠ざけるものです。
そんな場面に遭遇したら、しれっとその場面から離れましょう。 そして熱く語れる友人に一報を。

2つの家計簿を使いこなす
お金の流れが一目瞭然になる
目標達成プロセスを家計簿に活かそう
家計簿をつけるとお金の流れを把握でき、管理することで貯蓄が増える。
一般的にはそういわれますが、現実はそうでもないようです。
家計簿はお金の日記帳ではありません。将来の予想を立てて、計画をつくり、実行して、結果を出す。 まさに、成功へのプロセスそのものです。
ですから、目標達成のプロセスと同じく、長期と短期の家計簿をつくります。
長期は年間の家計簿で、1年分の収支が把握できます。それと毎月のもの。
カテゴリーはできるだけ少なく、「食費」「日用品」「娯楽費」「特別費」くらいにして、絶対に必要な支出とそうでないものが一目でわかるようにします。
大切なのはここから先です。目標達成と同じく、計画を立てます。
まずは来月の支出を予想し、1ヶ月分の予算を立てる。3ヶ月経てば今度は年間の予想をして年間の予算を立てる。
そのとき、いくら貯蓄したいかを明確にした上で行えば、1年経ったときに、それは実現しているでしょう。
家計簿は人生の目標達成のための小さな練習場、実験場のようなものです。

財布からお金を出すとき「ありがとう」と唱える
自分へのいたわりとなる
”幸福の呪文”があなたをお金持ちにする
人がお金持ちになるかならないかを見分けるのは簡単です。
それはお金に感謝しているかどうかです。お金を大切にしない、お金に感謝しない人間は絶対にお金持ちにはなれません。
世の中には、大切なはずのお金をぞんざいに扱う人がいます。
お札をくしゃくしゃにしてしまったり、小銭を落としても拾わなかったり、友人に借りたお金を返さなかったり。
こういう人たちはまずお金持ちになれない運命にあります。彼らの脳は、お金のことをどこかで「不快」に思っています。
人生はお金じゃない、お金は汚い、というようなイメージです。
お金に感謝をしないと、お金にも感謝されず、まるで生き物のように去っていきます。
ここに一つの「幸福の呪文」があります。財布からお札を出すときに、必ず「ありがとう」と心の中で唱え、さらに「仲間をつれて、もどっておいで」と付け加えます。
この呪文によって、本当に大企業の会長になった人がいるのです。
日々消費するお金に対して、その都度意識すること、これがお金持ちになる秘訣です。

お金は神聖なもの困ったときの神頼み
儲ける力が湧いてくる
お金を儲けるという行為は神聖なものである
神社とは文字通り、神様が宿る場所、あるいは神様が降りてくる場所といわれています。
古くは、山や海、大きな岩、大木などには神が宿ると言われ、神聖な場所として人々の信仰の対象となっていました。
時代とともに、そこに神を祭る建物ができ、現在に至ります。
神社にはご利益というものがあり、仕事や金運、縁結び、健康・厄除け、学業・合格など、それぞれ違った効能をもっています。
あの神社にお参りしたら仕事が大成功した、などという話はよく聞きますが、だからといって、他の人が行っても同じようになるとは限りません。
お金を儲けることはけっして卑しいことではなく、いろいろな人を幸せにするために必要なこと。 それを神聖な神社で願うことは理にかなっています。
ただ神様に成功をお願いするだけではなく、夢をかなえてくれるお金に感謝し手を合わせることが大切です。
それがご利益につながるのかは誰もわかりませんが、不思議なことに、素直にお金を儲ける力が湧いてくるというものです。
