たとえ本心でなくても誰にでも感謝する

幸福感が倍増し、吉報が届く

目次

無理矢理にでも感謝した者勝ち

人間の脳のメカニズムの中で、他の動物にはない特殊なものがあります。

それは人、物、出来事に対して「感謝」したときに、100パーセント安心し、自己防衛から解放され、手放しに「快」の状態になるというものです。

今日一日に、あるいは妻/夫やパートナーに、さらに人生そのものに感謝する。

何でもよいので感謝した者勝ちです。何も本心でなくてもよいのです。

例えば、意地の悪い上司がいたとしても無理矢理感謝します。 あの人がいるから奮起して頑張れるのだ、と思うのです。そうすると、実際その上司のよい部分が見えてくるものです。

これらは自分の一方的な感謝にすぎませんが、相手も自分に感謝してくれたとき、幸福感は2倍にも3倍にもなります

それが仕事上の取引先であったり、職場の仲間であったりすれば、仕事もうまくいき、大きなお金を生む可能性が広がります。

さらに2人から3人、4人と感謝のネットワークが構築されれば、自分では与り知らぬところから、思わぬ吉報が舞い込んでくるでしょう。

人にいちいち報告する

お金の浪費が防げる

叱り役を見つけたら、目標を公表する

何かを目標にして頑張っていても、うまくいかないというときはあります。

ダイエットのためにジョギングを続けていても、今日くらいはいいやと一日さぼると、次の日、その次の日とさぼりグセが出てくる。

そんなときに、「せっかく体が絞れてきたのに…。ダメだよやめちゃ」と叱ってくれる人がいたら、また明日から走れるかもしれません。

しかし、ジョギングをしていることを誰にも言っていなければ、叱られることはありません。

目標を達成したいのであれば、それを叱って励ましてくれそうな人物に公表しておく必要があります

もしその様な人が周りにいなければ、過去に自分を叱ってくれた人をイメージします。

こんなことをあの人が知ったら、烈火の如く怒られるに違いない。

そう思うだけで、背筋が伸びます。

浪費が続いているようなときも同じです。

ついつい遊びにお金をつぎ込んでしまいそうなとき、心の中の恐い師匠を思い出すだけで、財布の紐を締め直すことができるでしょう。

ライバルを設定する

さらなる高みを目指せる

ノートにライバルの名前を書いて写真を貼る

何か大きなことを達成するためには、まず長期目標を設定します。

ところが、例えば売上成績トップに一度もなったことがないのにそうなりたがっても、達成した姿をイメージすることができません。

そこで代わりに設定するのが「長期ライバル」です。例えば自分の周りに売上トップの人間がいたら、その人をライバルにしてしまうのです。

ただ心に思うだけでは弱いので、ノートを利用しましょう。

まずページの一番上に長期ライバルの名前を書き、その人の写真かイラストを置きます。

そしてその人が普段よく言っていることや、座右の銘などから選び、その人からの応援メッセージを創作。

これでライバルの存在がリアルになります。

気をつけなければならないのは、身近にいる尊敬、憧れの存在というのは、「追い越してはいけない人」という気持ちが起きがちです。

そう思える人は選ばないことです。

あくまで追いつき、追い越してやるという、ライバル心がむき出しになるような存在が適当です

その人を越えたとき、あなたは自動的に目標を達成しているでしょう。

失敗しても決して反省で終わらない

危機管理が最善を求める行動につながる

"反省"の先に成功なし。問題点はプラス思考で"改善"

本当のプラス思考人間とは、闇雲に前に進んでいくのではなく、危機管理能力にたけている人のことをいいます。

万が一のときは誰に相談すればよいか、どれくらいの損失が出たときに撤退するのかなど、あらゆる場面をシミュレーションして計画を立てていきます。

計画を実行に移す段階では、途中で何が起こっても最善を求め続けます。

そして実行中は、常に問題点のチェックをして、何をどう改善すればもっとよい結果がでるかを検討します

これをPDCAサイクルといいます。

Plan (計画)・Do (実行)・Check (評価)・Action (改善) の頭文字。 これを繰り返すことによって継続的な改善が行えるのです。

ここで大切なのは、問題点を分析、修正するのは、けっして反省ではないということです。

「あんなことをしなければよかった」ではマイナスの感情しか生みません。

改善とは「これからはこうしよう」というあくまでプラス思考から生まれるものです。

こうした危機管理ができてこそ成功の道はひらけていくわけです。

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