「こうしたい」を「必ずこうする」に変える

目標達成の未来が見えてくる

目次

計画、実行、評価、改善の繰り返しが根拠のある自信を生む

どんなに高い目標でも、無理そうな願望でも、まずは現在の自分の実力を無視して、それを達成、あるいはかなえられた自分をイメージします。

例えば子どもが「Jリーガーになりたい」などと言っているとき、それは本気で思っているので、根拠のない自信に満ちています。

最初はそれでよいのです。これを根拠のある自信に変えていくには、計画、実行、評価、改善の繰り返しが必要です。

計画、実行の先には実績が生まれ、願望に根拠が伴い始めます。

それでも、往々にして、願望と現実の間にはギャップがあるもの。

それを客観的にチェックして計画を修正していきます。反省をするのではなく、正しい分析を行うのです。

これを繰り返すうちに根拠のある自信が確信へと変わっていき、目標達成という予感が生まれ、望んだ未来が見えてきます。

自分勝手な脳をつくる

ポジティブな行動をとれる

脳をだまして、成功の道を突き進む

だいたいの人は、自分の実力を周囲と比較して生活しています。

もしも高額の年収がある人が近くにいてそれを追い抜かすことができたとしたら、その人はそれで満足し、努力をやめてしまうでしょう。

比較すべき対象は周りではなく、自分の目標イメージです。

現在の自分の立ち位置はいっさい無視して、自分勝手なイメージに向かって突き進む。

そこで大切なのが、「目標を達成してしまった」と思うことです。

例えば女性がダイエットをするのであれば、スレンダーな美しい水着姿でビーチを歩いている自分の姿などを想像します。

すると不思議なことに人間の脳は、それを信じてそのとおりに体に指令を出し始めるのです。

脳科学の観点からいうと、脳は実は過去と未来の区別ができていません。

過去のことだろうと未来のことだろうと、すでに成功しているというイメージを強く持つと、脳は簡単にだまされ、体にそのように行動させてしまうのです。

自分勝手な脳こそ、成功の立役者なのです。

「人の役に立っているか?」自分に問いかける

収入がぐんぐん上がる

使命感と責任感を持って常に“よりよく”

人は他人から求められることが多ければ多いほど、やりがいが湧き、それに応えられたときには喜びになります。

そして要求したほうも喜び、さらに仕事を任せたくなる。

そこに使命感や責任感が生まれ、そういう人には自然とそれに見合った収入が約束されます。

これと逆なのが、無責任な人。 仕事を人任せにして、リスクを避ける。

そうすると、能力はみるみる低下し、そのような人には誰も期待することもなく、おのずと収入も減っていきます。

元々は優秀な人でも、何かの理由で仕事を減らされたり、スポーツ選手であればスタメン落ちになったりすると、それまで張り詰めていた気持ちがゆるみ、同じく無責任な状態に陥ってしまうものです。

このように悪い方向に行かないためには、いつも自分を振り返ることです。

今自分は人のためになっているだろうか。もっとよくなるためにはどうすればいいだろう。

そう思うことで、常に貪欲に物事に取り組め、周りの人から求められ、お金にも求められるというものです。